ユニバーサポートでは、設立目的・存在意義・使命が記されている「企業理念」の実現を目指すための具体的な行動指針として「6つの約束」が制定されました。全従業員が、ポケットサイズのカードを携帯し、日々指針を重んじ行動しています。

　当社は、1980年に世界的な特殊ガラスメーカーである日本電気硝子の障害者雇用の特例子会社として全国で6番目の早さで認定を受け、設立されました。当時は「障害者雇用」という考えがまだ十分に認知されていない時代でしたが、企業は社会の公器であるとの考えのもと、ガラス製造という厳しい労働環境のなかにあって、いかに障害者の方々に会社の戦力になって頂けるかを考え、製造支援や福利厚生の業務を中心に職域拡大に努めてきました。お陰さまで、今日、法定を大きく上回る障害者雇用率を実現しています。
　さて、当社は、「一人でも多くの障害者の方々に働く場を提供する」ことを会社の使命と考えています。そのためには「意欲的に働きたい方の積極採用」、「採用した方の長期職場定着」そして「更なる仕事創出に向けた職域拡大」を最重要課題ととらえて、その改善に取り組んでいます。それが、障害者の方々にとって働くことの楽しさや自信ひいては将来に向けた仕事と生活への大きな夢に繋がってくれればと思っています。私たちの職場では、健常者と障害者が「和」の精神を共有し、お互いが相手を理解し助け合いながら、障害者の成長（自立）支援につなげてきました。さらに、一人一人の多様な個性と能力を活かし、障害者の方だけでなく、すべての社員の新たな活躍の場を創ることにも取り組んでいます。その上で「誰もが働き続けたい会社」に向けた、さまざまな活動を展開してまいります。今後ますます多様化していく社会の中で、私たちは障害者 雇用という社会貢献に果敢にチャレンジするユニークな会社として常に光り輝き続けていきたいと思っております。